発達の遅れが気になるママへ”グレーゾーン”の対応を年代別に解説!

発達

発達の遅れが気になるお子さんや
特性が色こく出てるお子さんも

特性に合わせた対応をすることで
困りごとを解消したり
緩和することもできます

でも、もし何もしなければ、
そのままずっと困り続ける…
だけでは済まないかもしれません!

というのも、特性っ子は
これまでの失敗経験から
自己肯定感が下がってしまって
いる子も多くいます

特性を理解することや、
特性に合わせた対応をせずに
失敗の回数を重ねると

少しの困り感では済まず
ニ次障害に陥ってしまう
リスクも大いにあります。

それに気づけたあなたは
もう一歩前進です。

さぁ、特性っ子の対応について
より知っていきましょう!

発達障がいの”グレーゾーン”と呼ばれる子どもへの対応

発達障がいの
”グレーゾーン”と呼ばれる子どもには

その子の特徴や困りごとを把握して、
適した対応をしていくことが大切です

成長とともに、困りごととなることが
変わってくることもあります。

また、学校や家庭などの環境によって
できることも解決しやすい課題も
異なってきます

これから、
具体的な対応例を年齢別にご紹介します

2~5歳のこだわりが強い場合

園に通う子どもの場合
こだわりの面が強く見られることが
あります

しかし、本人がまだ上手く
言葉で説明できないため

大人から見るとわがままだと
感じてしまうこともあるでしょう

その背景には、
先の見通しがつかないことで
不安が高まっているということ
もありますし、

ほかの手立てが少ないから
という場合があります

例えば、見通しがつきにくいことへの
対応としては、

急な変更は避けて
見通しが立つようにスケジュールを
あらかじめ伝えておく
という方法
があります

また、伝える際にも
イラストや写真など

視覚的にわかりやすいもの
使うと伝わりやすいです

小学生の人間関係のトラブルが多い場合

会話の意図を読むことが苦手なため

相手の気持ちを理解することが難しく
友達とのトラブルにつながる場合が
あります

対応としては、
うまくいかなかった場面をもとに
どうすればよかったかを考えたり、

イラストの描かれたカードなどの
ツールを使って相手の気持ちを考えたり
する練習方法があります

これを
ソーシャルスキルトレーニング(SST)
といいます。

また、注意するときは、
なるべく「ダメ」という
否定的な言葉を使うのではなく

「このように言えばいいよ」
「こんな風に対応するといいよ」と、

肯定的な表現で
具体的に伝えることが大切
です

小学生の授業に集中できない場合

「聞いて理解する、聞いて覚える」
ことが苦手であったり、

注意がそれやすかったりすることから、
授業中に先生の話を最後まで
聞けなかったり、

お友達にちょっかいを出してしまったり
という様子が見られることがあります

対応として、
やることリストを作って
視覚的に何をする時間なのか
分かりやすくする方法があります

これが終わったら「休み時間」、
そのあとは「算数の授業」など

見通しが立つようになるので、
切り替えもしやすくなります

また、視界から入る情報を
少なくするために、

席を一番前にするなど
環境を調整する方法もあります

中高生の学校に行きたがらない場合

子どもが学校に行きたがらないときには、
さまざまなことが要因として考えられます

授業についていけなかったり、
人間関係がうまくいかなかったり、
集団のルールに合わせることが

難しかったりと理由は色々あり、
複数が関係している場合もあります

無理にいかせようとすると
逆効果になることもあるので、

まずは子どもに味方であることを伝え、

いつでも話を聞くという姿勢で
いるといいでしょう

静かな部屋で一対一で話を聞いたり、

言葉を紙に書き出して
整理しながら聞いたりするなど、

「あなたの味方だよ」という姿勢で
接しましょう

また、担任の先生と情報交換したり、
不登校の相談窓口に相談したりするなど、

家庭だけで抱え込まず、
学校やほかの専門機関などと
連携することがおすすめです

中高生の忘れ物やなくしものが多い場合

忘れ物やなくしものが多い場合には、
スマホのTODOアプリや
リマインダー機能などの

ツールを使う方法があります

あらかじめ必要な時に通知が来るように
設定しておけば、

本人が忘れていても
通知をきっかけに思い出すことが
できるようになります

ほかにも、財布や定期など
必ず持っていくものは

いつも同じ場所に置くことや、

持ち物は前日にカバンの中に
入れておくといった方法もあります

まとめ

発達障がいの診断が出なかった
”グレーゾーン”の子どもたちへの
対応を年齢別にお伝えしてきました。

その困りごとに寄り添って
子どもの特徴や周りの環境に合わせて
対応をしていくことが重要です

また、ここまで”グレーゾーン”
と””をつけて表現をしました。

一般的には、この”グレーゾーン”という
表現を耳にすることがあるかと思います。

しかし、発達の特性は
障がいがなければ”白”。あれば”黒”?
またそのどちらでもない”グレー”…

そんな色で表されるものではありません!

人はみんなそれぞれ特性があり
その特性は様々です。

人はいろいろな色を持ち
時や場所によっても出かたが違います
まさに、グラデーションで表現されます

今回はみなさんが理解しやすいように
と言う思いで”グレーゾーン”と表現しました
が、私は”特性っ子”と表現しています

みんなそれぞれ特性があり
その特性を活かしたり
支えあったりして

その人らしく生きられることが
重要です。

そのために、私たちママが
子どもの様子を見守りながら
一歩ずつ進んでいくことが大切です。

お子さんの特性への理解を深めたい、
特性へのアプローチ方法を
見つけたいという方は、

こずえの公式LINEよりご相談くださいね🌻
あなたの一歩をお待ちしています✨

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