不安やストレスを感じやすい特性っ子が落ち着く〇〇!

発達

特性っ子は脳の特性から
不安やストレスを感じやすい
と言われています

実際に、小学校においても
特性のある児童は
少しのことで泣き出してしまったり
感情が爆発して暴れてしまったりします。

つまり、定型発達の子よりも
不安やストレスを多く感じて
日常生活を送っているのです

そんな特性っ子にも
実は精神を安定させる
ことができるものがあるんです!

それは
セロトニン」です!

特性っ子の大敵である
不安やストレスと密接な
かかわりのある、

「セロトニン」
これは、誰しもが
持っているホルモンの1つです。

先ほども挙げた通り
特性っ子は脳の特性のせいで
セロトニンが不足しやすい
という
研究結果があります

だから、セロトニンを増やす
ことができれば、精神を安定
させることができるのです!

今回は発達障がいとセロトニン
との関係性について
わかりやすくご紹介しますね

お家でもできる
セロトニンの増やし方を
知りたい方は

ぜひ最後までお読みください☆

発達障がいと「セロトニン」の関係

発達障がいの特性があると
セロトニンの分泌量が少ないという
研究結果があります

この「セロトニン」は
誰もが持っているホルモンですが

少ない状態にあると
「不安」や「ストレス」を感じやすい
ということがわかっています

セロトニンとは

セロトニンは
脳内の神経伝達物質の一つで

「幸せホルモン」とも呼ばれています

セロトニンには、
精神を安定させる働きがあります

・脳を最適な覚醒状態にする
(リラックスさせる、意欲・向上心や集中力を高める)
・感情をコントロールする
(怒りや恐怖・喜びや快楽など感情を調整する、平常心を保つ)
・自律神経を整える
・ストレスを軽減させる
・睡眠ホルモン「メラトニン」を作る

セロトニンが不足すると
以下のような症状が見られます

・脳の覚醒に異常が出る
(多動や衝動性が起こる、意欲・向上心や集中力が低下する)
・感情が高ぶる
(苛立ち、不安・恐怖の感情がコントロールできなくなる)
・自律神経の乱れにより、倦怠感・頭痛・
 肩こり・吐き気・めまいなどの症状が出る
・慢性的にストレスを感じやすくなる、疲弊しやすくなる
・うつや不眠の症状が出る

発達障がいでは
脳機能の特性によって「セロトニン」が
不足
してしまいます

その結果、
不安やストレスを感じやすくなります

セロトニンが不足する原因

セロトニンが不足する原因は、
ストレスや腸内環境の乱れ

不規則な生活習慣があります

発達障がいの場合は
もともとセロトニンが少ないだけではなく

障がいによる困りごとが生じやすいために
セロトニンが不足しやすいと考えられて
います

生じやすい困りごとをいかにご紹介します

◆特性による「生きづらさ」によってストレスを感じやすい

ストレスがかかると
セロトニンを減少させると言われる
コルチゾールというホルモンが分泌されます

発達障がいの特性によって
日常生活に支障が出たり、

対人関係がうまくいかなかったりする
など生きづらさがあり

ストレスを感じる場面が多くなりやすいです

◆腸内環境が乱れやすい

セロトニンは腸管内で生成されます

そのため、腸内のバランスが乱れると
セロトニンの生成量が
減少しやすいと言われています

ASDの特性のお子さんは
腸内の善玉菌と悪玉菌に偏りが
見られることがあると言われており

下痢・便秘などの症状が
起こりやすいと言われています

また、ストレスによって
腸内細菌のバランスが崩れることもあります

◆睡眠障害が起こりやすい

睡眠障害があると睡眠ホルモンである
メラトニンの分泌量が減少します

メラトニンを作るために
セロトニンが使われるため

セロトニンも不足することがあると
言われています

ADHDのある子どもは
寝つきが悪い・眠りが浅く

途中で何度も目覚める
日中の眠気・睡眠リズムの乱れなどの

睡眠障害が起こりやすいとされています

不規則な生活で体内時計が
乱れることでメラトニンの分泌が
減少することもあります

セロトニンは「社会性・協調性」にも
影響をもたらすと言われており、

セロトニンを増やすことで
不安やストレスだけではなく

発達障がいの特性を緩和する研究が
進められています

セロトニンを増やす方法

発達障がいやうつ病の飲み薬で
セロトニンを増やす効果のある薬を
処方されることもありますが

今回はお家でできる方法をご紹介します

セロトニンを増やす食事

セロトニンを作るために
必要なトリプトファン
摂取するようにしましょう

セロトニンの合成には
ビタミンB6、マグネシウム、亜鉛などの
栄養素も必要です

具体的な食材は以下です。

◆トリプトファンを多く含む食材

・大豆製品(豆腐・納豆・味噌・醤油など)
・乳製品(チーズ・ヨーグルト・牛乳など)
・ナッツ類(アーモンド・くるみ・カシューナッツなど)
・卵
・バナナ
・レバー   など

◆ビタミンB6を多く含む食材

赤みの魚・肉・鶏肉・さつまいも・玄米 など

◆マグネシウムを多く含む食材

・穀類(玄米・雑穀・そば など)
・海藻類(ひじき・昆布・わかめ など)
・ナッツ類・大豆製品・ほうれん草 など

◆亜鉛を多く含む食材

・魚介類(かき・ほたて・煮干し・たらこ など)
・赤身の肉・レバー・卵・乳製品・大豆製品・ナッツ類 など

セロトニンを生成するためには
炭水化物も必要となるため

日々の食事にこれらの食材を
プラスすると良いでしょう

感覚過敏(味覚過敏)やこだわり特性があり
紹介した食材が苦手な場合には

無理に食べさせようとせずに
サプリなどで補うこともおすすめです!

セロトニンを増やす生活

リズム運動や太陽を浴びることで

セロトニンの分泌を促すことができます

◆適度な運動をする

動きや呼吸などのリズムが一定の運動をすることで

セロトニンの分泌を活性化する効果が期待できます

5〜30分程度の運動を習慣的に行うことがポイントです

ウォーキング、ジョギング、サイクリング、
スクワット、ストレッチ、ヨガ などがおすすめです

◆太陽の光を浴びる

蛍光灯などの照明の強さでは
この神経に働きかけることができません

日光を浴びることで
セロトニンを分泌する神経を
活性化させることができます

屋外で直接太陽の光を浴びることが
ポイントです

30分の日光浴で
セロトニンの活性化が起こると
言われています

朝起きて太陽を浴びながら
適度な運動を短い時間でも
続けていくことが重要です

規則正しい生活を送ることも
セロトニンを増やすのに
必要なことであるため

生活習慣を見直すようにしましょう

不安やストレスによって
体調を崩している時

引きこもりがちになる
お子さんは多いと思いますが

外で運動をすることは
リフレッシュにもなるため
ぜひ取り入れてみてください

特性による「苦手」へのサポート

先ほどお伝えしましたが
発達障がいの特性による
「苦手」が「生きづらさ」となり

不安やストレスにつながることもあります

特性へのフォローを
行うこともとても大切です

生活習慣や食生活を見直し
お家でできることを改善していくことで

特性っ子もセロトニンを生成し
落ち着いて生活ができるようになる
なんて、とても嬉しいことですよね

ただ、それに必死になってしまって
ママもお子さんもしんどくなってしまっては
元も子もないのです

特性による「苦手」は、
本人にとってはどうしようもないことであり

日々の生活の中で起こる困難に
不安やストレスを感じている
お子さんも少なくありません

また、特性による苦手で
ネガティブな経験をした場合は
自己肯定感が低いことがあります

「また失敗するかもしれない」
「怒られたり笑われたりするかもしれない」

不安な気持ちが出てくることもあります

大事なのは知識を理解し
仕組み化して少しずつ
できることを増やしていくことです!

習慣化すること、わかっていても
これもとても、難しい課題ですよね

少しずつベビーステップで
進めていきましょうね

一歩は小さくても「できた」という
成功体験を積み重ね

不安な気持ちを
自信に変えるためのサポート
行うこともとても大切です

ママも子どもも安心して
毎日が過ごせる

それも幸せホルモンを作り出すために
必要な要素なのですから。

まとめ

発達障がいのある子どもは
さまざまな要因によって

ストレスや不安を感じやすいと
言われています

お子さんが
健やかな日常生活を送るために
セロトニンを増やすだけではなく

減らさないために
「不安・ストレス」の
原因になりやすい

発達障がいの特性に
アプローチすることも大切です
リフレッシュや気分転換も必要ですが

そもそも
ストレスや不安の原因になるものに
アプローチ
をして

お子さんが過ごしやすい
環境を作り出すことがポイントになります

不安やストレスによって
不登校や行き渋りになる
お子さんは少なくありません

今、大きな問題を感じていない場合でも
予防をしておくことが大切です

お子さんの特性への理解を深めたい
特性へのアプローチ方法を
見つけたいという方は

こずえの公式LINEよりご相談ください。
一人じゃない。
いつでもお気軽に相談利用してみてください!

それでは、またお会いしましょう☆

こずえ先生より❤️

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