発達特性とは?

発達特性とは、
脳の感じ方や動き方の個性・傾向
のことです。

顔や性格が違うように、
脳の働き方も人それぞれ
違って当たり前なんです。

たとえば…

  • 音やにおいにとっても敏感
  • 興味のあることにはすごい
    集中力を発揮する
  • 初めての場所や急な予定変更が苦手
  • 物事の順番通りじゃないと
    うまくできない
  • 空気を読むのが難しい

こういったものはすべて、
発達特性のあらわれ方のひとつです。

良い・悪いというものではなく、
その子らしさをつくる大切な一面
でもあります。

発達障がいとの違い

大切なのは、発達特性があるから
といって「障がい」だと決めつけない
こと。

同じ特性でも、環境やサポート次第で
困りごとはぐっと減ることもある
からです。

逆に、理解が得られなければ、
小さな特性でも大きな困りごと
になってしまうこともあります。

私の経験|知っていたはずなのに、やっぱり悩んだ

実は私は、小学校教員を目指して
教育大学で発達特性について学んできました。

学童保育でアルバイトもしていたので、
特性のある子たちともたくさん
関わってきたつもりでした。

でも、いざ自分の子どもを育ててみたら
特性についても知っているはずなのに、
すごく悩んで苦しくなったんです。

だから今、このブログでは、ママ目線で
現実の子育ての中でどう向き合って
いったらいいのかを一緒に
考えていけたらと思っています。

知っていても悩む。
それって、とっても自然なことだから、
大丈夫ですよ。


ママもがんばってる|発達特性 子育てはママ自身も疲れやすい

発達特性 子育てでは、ママ自身がとても
疲れてしまうことも多いものです。

  • まわりから「しつけが悪い」と
    言われて落ち込む
  • 他の子と比べて、どうしても
    焦ってしまう
  • ついガミガミ言ってしまって、
    あとで自己嫌悪になる
  • 正解がわからず、毎日が手探り状態

私も同じでした。

でもそれは、
ママが悪いわけではありません。
社会がまだ子どもの多様な特性に
追いついていないだけなんです。

「この子に合う方法を探してみよう」
と思う気持ちだけで、もう100点満点
だと私は思います。


【ニューロダイバーシティ】子どもは色とりどりの存在

よく「グレーゾーン」という言い方
をされることがありますが、
私はその言葉にずっと違和感を持ってきました。

でも本当は、
どの子も白でも黒でもなく、色とりどり。

最近は「ニューロダイバーシティ
(神経多様性)」という考え方も
広がってきています。


脳の働き方や感じ方が違うのは
自然なこと、その違いこそが
社会の中で大切な価値になる
という考え方です。

私はそんなふうに、一人ひとりが
自分らしく学び、生きられる社会
になったらいいなと心から思っています。

そしてママたちも、
「この子はこの子らしく
 育っていけばいいんだ」
と少しでも思えるようになってほしい。

そんな気持ちでこのブログを
書いています。


まとめ|発達特性とは?子育てで知っておきたいポイント

  • 発達特性とは、誰もが持っている
    脳の個性
  • 特性が困りごとになることもあれば、
    強みとして発揮されることもあります
  • 環境やサポート次第で子どもの力
    は大きく変わります
  • 子どもたちは色とりどりの存在
    ニューロダイバーシティという
    視点で、多様な子どもたちが
    安心して育っていける社会を
    目指したいですね

そしてなにより、
ママ自身の気持ちもとても大切

一人じゃないよ」ということ
をこのブログを通して少しでも
伝えられたら嬉しいです。


次回予告|発達特性 子育てで「いいところ」を見つけよう

次回は
発達特性の子の“いいところ”って
 どんなところ?」をテーマに、
子どもの素敵な面にもっと目を
向けていくヒントをお届けする
予定です 🌸

コメント

  1. こんにちは、これはコメントです。
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